弱い自分を認めよう。今できる精一杯のことを。

一年前の今頃でした。

当時の私は無職だったのですが、以前お世話になっていた副業先の当時の社長から定期的に連絡があり。

「最近どうですか?よかったらまたうちで仕事しませんか?」と。

 

いつもだったら、「ご連絡ありがとうございます。まだ体調が回復していないのでまたの機会にお願いできれば幸いです」とお返事していた私ですが、何度か連絡をくださる中で、「今ならまた挑戦してみたいかもしれない」と思ったタイミングに改めてご連絡があったのでした。

といっても、結婚式をあと1ヶ月後に控えた大事な時期だったので、「結婚式を終えたら」という条件で人事面談をすることに。

その当時の人事は、私の人生を変えたワークスアプリケーションズのインターンシップからお世話になった人事の方で、ご縁を感じずにはいられませんでした。

 

私は2020年1月に適応障害を発症し、休職を経て回復したかと思いきや、転職後の翌年10月に再発。なんとか仕事を続けるも、2022年3月から休職し、12月には2社目を退職しました。

「適応障害」とは使い易い言葉で、実際のところは鬱病になりました。

退職した当時のnoteより。

今の私は、抗うつ剤や睡眠導入剤、漢方や、ADHDを抑えるお薬など、毎日たくさんの薬を飲みながらも、ここ半年以上で安眠できた日は一度もありません。また起きている時間の半分以上は頭が重く、なかなかベッドから出られないような日々を送っています。一日でも薬を飲み忘れてしまうと、ひどい頭痛やめまい、悪夢に金縛り、幻聴といったさまざまな症状に襲われ、正気を保てなくなってしまう状況で、いろんなお薬を試しながら、それらを飲み忘れないよう工夫できるようになったのがようやく最近のこと。残念ながらお仕事などについて今は考える余裕がありません。

本当に、もう二度と経験したくないほどの苦痛の日々でした。

あれから1年以上経ちましたが、症状はかなり改善したもの、安眠できた日はやっぱりほとんどありません。

 

兼ねてより、「フリーランス」という働き方に興味がありました。

そこで、昨年5月に業務委託としてFastLabelに復帰しつつ、他にも複数の会社さんとお仕事をさせてもらいました。

 

最初の半年間は、とても刺激的で楽しくてあっという間でした。

フリーランスとはいえ、FastLabelでは「チームで働く」ことの楽しさ・面白さを改めて感じることができました。

一人では決して得ることのできない、貴重な時間でした。

 

その後の半年間には、ずっと「迷い」がありました。

チームで働くことはこんなに楽しいのに、私は個人事業主のままでいいのだろうか。

逆に、1社と密に仕事をすることで、想像していたようなフリーランスらしさはあまりないのではないだろうか。

 

足元がぐらぐらして、気づいたら、日常生活すらままならないほどに、私の精神は追い詰められていました。

これまでのご縁には、感謝しかありません。

けれども、これからはどうしよう。

業務委託を一旦お休みし、考えるお時間をいただくことにしました。

 

理由はもう一つ。

社会人になって6年。私はことあるごとに自分の弱さを痛感してきました。

普通になれない自分。社会不適合者な自分。

それでも、これだけは成し遂げなければならないことがあり、巻き込んでしまった仲間がいます。

 

Orchestra May Lily(略して「メリオケ」)、私が立ち上げたオーケストラの、初回演奏会です。

とっておきの仲間と、とっておきのプログラムをお届けします。

70人超のメンバーを率いる代表なんて私には向いていないと、実際にやりながら痛感する日々。

それでも、やってみると決めたんです。強い覚悟を持って立ち上げたんです。

 

5月3日(金・祝)昼公演。これから約1ヶ月間は、演奏会の成功のために全力を尽くそうと思います。

取引先の会社様にはご迷惑をおかけしますが、今、どうしても私がやらないといけないことなんです。

私は弱い人間です。だからこそ、人生において、その都度、優先順位をつけなければなりません。

 

私が一世一代の情熱を注ぐメリオケについて、もしご興味を持ってくださった方がいたらこちらを覗いてみてください。

ぜひ当日、なかのZERO大ホールにてお待ちしています。

 

お仕事のことは、メリオケの本番が終わってからまた改めて考えたいなと思います。

関係者の皆様にはご迷惑をおかけしておりますが、何卒ご理解いただけますと幸いです。

 

それでは♪

明日梨

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